身体の声を聴く

夏の疲れで、不調が続いていた。

ようやく本調子に戻るかな。

もうちょっとだ。

長かったー。

 

不調といっても、

寝込むほどではなく、

だるくって、動くのが億劫な程度。

足に力が入らない感じがして、

階段も登りたくないなーと思ったりする。

 

でも、そう思っても登ることはできる。

家事も億劫に感じてたけど、

必要なことはした。

 

そんなとき、

だるくっても必要なことやって偉かったね、

とは、なかなかならない。

 

怠けてるんじゃない?

だらしないよ。

やればできるでしょ。

不調が長引けば長引くほど、

頭の中にそういう声が響く。

 

そうやって責めるから、

気持ちが休まらなかったりする。

休むときは、ちゃんと心から休んだ方が

回復は早いような気がするわ。

長引いた原因、それも関係あるかもな、

なんて思ったり。

 

不調があると、

どうしてもそこに注目して、

あー早くこの不具合を取り除きたい、

とそればかりになる。

 

憎っくき、この怠さ

早く消えてなくなれ!

という方向に考えがいく。

 

だけど、そうじゃないんだよなぁ。

疲れてるんですよ、

無理がありましたね、

と教えてくれるシグナル。

 

身体の声に耳を傾けて、

休ませてあげる。

社会性とか、義務感とか、

そんなものに曇らされてる頭の声には、

ちょっと黙ってもらって、

こんな時は、身体の声を聴くことが大事。

 

そろそろ本調子に戻れそうになって、

感じるのは、

普段動いてくれる身体のありがたさ。

 

不調がないと、注目しないけど、

身体はいつだって

動いていてくれる。

ありがたいことなのだ。

当たり前ではないのだ。

 

身体の声を聴く。

無理してましたよ。

疲れがたまってますよ。

 

ありがたく聴いて、

きちんと休む。

 

そして、返事をしよう、身体に。

ありがとう、

いつも動いていてくれて。

助かってるよ。