古い怒り

イライラする。

最近は抑えようとは思ってない

イライラを感じ尽くそう。と思っている。

 

何にイライラするのか。

些細なことだと、思う。

心が狭いなぁ、と思う。

 

寛容になれない。

イライラの種が、発芽する。

たくさんためこまれてる、イライラの種。

 

小さい時から、

たぶん赤ちゃんの頃から、

怒りをためこんできた。

そして、抑えてきた。

それがイライラの種。

たくさんためこまれてる怒りの種。

 

イライラする。

我慢してきたココロが、またなの⁈って怒ってる。

なんで思う通りにならないの⁈って怒っている。

 

他人は思う通りになんて、ならないのにね。

その人は、その人の考えで、

その人の正しさで、生きているだけ。

それがわたしの考えと違うからって、

怒るのは、筋違いだ。

 

小さい頃、失敗を怒られた記憶。

上手くできなかったことを笑われた記憶。

傷みになっている。

他人の失敗が、引き金になってイライラしたりする。

誰にでも、失敗はあるのに。

 

頭ではわかる。

でも、種があるから、

条件さえあえば、発芽してしまう。

 

昨日も、ちょっとしたことにイライラした。

子どもの、小さな小さな失敗。

イライラしたけど、

怒らず、冷静に、対処できた。

 

あー、よかったなぁ。

子どもを傷つけずに済んだ。

おおごとにせずに済んだ。

 

そうやって、ひとつひとつ摘み取っていこう。

たまってしまった怒りは、ないものにはできないから。

イライラする自分も認めて、

イライラしても、他人を傷つけないように気をつけて。

 

イライラしても、上手く対処できたら、

自信になる。

次もこうすればいいってわかってくる。

怒りをぶつけた時の、やり切れなさを思うと

そんな事態を回避できたことに、ほっとする。

 

ひとつひとつ、古い怒りを出していく。

イライラの種を、摘み取っていく。

 

種は、発芽しないとどこに埋まってるかわからない。

だから、イライラは種を摘み取るチャンス。

発芽したら、即摘み取る。

怒りが大きく育つ前に。

 

古い怒りを、そうやって出していこう。

出し切っていこう。

 

きっと、そうやっていけば

滅多にイライラしなくなる。

寛容になれる。

そんな日がくる。