失敗させてあげる

どうして失敗が怖いのだろう。

 

失敗したら、恥ずかしい?

失敗したら、笑われる?怒られる?

誰に?

 

子どもに、失敗をさせないようにって

先回りする親もいる。

受験だって、今も昔も

受かりそうな学校をすすめられる。

失敗はなかなかさせてもらえない。

世間にも、そういう風潮がある。

 

わたしが失敗を恐れるのは、

そういう風潮からの影響もある、と思う。

 

失敗を、なぜおそれてたのか?

 

何も考えず、ただ恐れてた。

失敗はしてはならない。

当然のように思ってた。

失敗しないように、

見通しを求める。

見通せることがらじゃないと、やってみようとしない。

道すじが見えないと、不安になる。

 

不自由だった。萎縮していた。

 

自分に、失敗させてあげよう。

やったことをないことをやると、

だいたいは失敗する。

トライアルアンドエラー。

試して、失敗して、

また違う方法でやってみる。

乗り越えたら、力になる。自信になる。

 

失敗したって、

だいたいは、たいしたことない。

取り返しのつかない失敗なんて、

そうそうあるもんじゃない。

たいていの事は、なんとかなる。

安心して、失敗してみればいいんだ。

 

失敗を恐れるのは、

行動の基準が他人だから。

 

軸を自分に戻そう。

やったことのないことをやってみよう。

わたしに失敗をさせてあげよう。