脱皮する

それまで自分を縛っていたものから

自由になる瞬間

 

それが、最高なのだそうだ。

 

わたしは、脱皮に時間がかかっていて

まだ自由ではないけれど、

そうなんだろうなぁということは、わかる。

 

落差が必要なんだね。

自由を制限する枠がなかったら、

そこから脱する喜びが味わえない。

最初から枠がなかったら、

自由のありがたみがわからない。

 

自分を縛ってた枠。

なんとも不自由で、狭くて、苦しくて。

 

でも、必要だったんだ。

大きな喜びを得るために。

 

子どもたちに、できるだけ

枠をはめないように、と思って育ててきた。

わざわざ苦しみを与えることはないけれど、

枠になってしまうことを、

必要以上に怖がることもない。

 

子どもは、子どもなりに、

枠をどうにかしていくだろう。

それがその子の人生。

わたしにできることは

見守ることくらい。

 

わたしの考えを伝えることはできる。

でも言うことを聞かせることなんてできない。

 

参考にしてくれればいいなって思うけど、

意味わかんねぇ、って言われたら、

それはそれ。

 

脱皮する喜びは奪えないね。

何を枠って感じるかも、それぞれだしね。

 

それより、

わたしはわたしに集中して、

わたしの可能性をひらいていくわ。

大きな喜びに向かって。