自信がなくても
シナモンロールを、24個焼いた。
こんなにたくさん作ったのは、初めて。
ジンジャーケーキも焼いて、
お届けした。
先月から、頼まれて、
ケーキを焼いて持っていく。
おいしいって言ってもらえるのが、
何よりうれしい。
今回はパンも頼まれて焼いた。
パンの焼き方、友だちに教えてもらったのが
7〜8年前。
それから家族のために、ときどき焼く。
焼き菓子も、自家用でときどき作ってきた。
おいしければいいわって、
形は二の次。
頼まれて焼くのは、ものすごくドキドキした。
うまく膨らまなかったらどうしよう。
失敗したら、発酵やり直す時間ないしーー。
いっつもすぐ食べちゃうから、
時間経ってからもおいしいのかな〜。
しぼんじゃったりして(//∇//)……考えすぎ……。
焼きあがって、
形がイマイチだな〜、と思う。
自信は、全然ない。
それでも引き受けた。
お菓子やパンを焼くのが大好き。
おいしいって言ってもらえるの、すごくうれしい。
断る理由なんてないじゃないか。
わたしの焼く素朴なお菓子やパンを食べて、
頼んでくれたんだもの。
精いっぱい、いまの自分の焼くお菓子をパンを
出せばいい(と、自分に言い聞かせる)。
先日子どもに言ったことを、思い出す。
野球をやっている長男、小学6年生。
守備は得意で、練習もよくする。
というか練習が遊び。
でも、打撃は苦手意識があって、なかなか練習もしない。
うまく打ちたいって気持ちはあるようなんだけど、
苦手なことに、取り組もうとしないの。
「苦手だからって、自信がないからって逃げていたら
いつまでたっても今のままじゃない?」
子どもに向かって言ってるようで、
自分に言ってるんだわ。
やりたいことの、苦手な部分。
自信がなくても、やり続ける。